はじめてのコンタクトレンズ
使い捨てコンタクトレンズとは?
〜使い捨てないものとの違い〜
コンタクトレンズは、効果的な視力補正手段として広く用いられていますが、その中で、現在日本で最も使用されているのが1dayタイプの「使い捨てコンタクトレンズ」です1)。さまざまなタイプのコンタクトレンズがある中で、なぜ1dayタイプの「使い捨てコンタクトレンズ」が選ばれているのでしょう。この記事では、コンタクトレンズの種類や特徴とともに、使い捨てコンタクトレンズと使い捨てではないコンタクトレンズとの違いについて解説します。
作成日:2022/12/14 更新日:2026/06/16

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使い捨てコンタクトレンズとは?〜使い捨てないものとの違い〜
目次 :
この記事でわかること
- コンタクトレンズの種類(素材別・使用期間別の分類)
- 使い捨てタイプと使い捨てないタイプの違い(コスト・ケア・衛生面)
- 自分に合ったタイプの選び方
コンタクトレンズとは
コンタクトレンズとは
コンタクトレンズは「視力を補正するための高度管理医療機器で、黒目(角膜)の上に直接のせて、近視・遠視・乱視などの屈折異常を補正するレンズ」です2),3)。
レンズ素材の違いによって、大きく「ソフトコンタクトレンズ」と「ハードコンタクトレンズ」に分けられます。
ソフトコンタクトレンズでは使用期間や装用方法などの違いによって、「使い捨てソフトコンタクトレンズ」、「頻回交換ソフトコンタクトレンズ」、「定期交換ソフトコンタクトレンズ」、「終日装用」、「連続装用」の分類があります。

レンズ素材による分類
レンズ素材による分類
ソフトコンタクトレンズ
ソフトコンタクトレンズは、水分を含んだやわらかい素材でできているため、目になじみやすく、ずれにくいのが特徴です。装用したときの違和感が比較的少ないとされているため、初めてコンタクトレンズを装用する方でも慣れやすいと考えられます。
1dayタイプ(1日使い捨て)のほか、2weekタイプ(2週間頻回交換)や、1ヵ月などの決められた期間で交換する定期交換タイプがあります。
ハードコンタクトレンズ
ハードコンタクトレンズは水分を含まない硬い素材でできており、酸素を通しやすいのが特徴です。硬い素材でできているため、初めてコンタクトレンズを装用する方は、慣れるまでに少し時間がかかることがあります。
また、一般的にはソフトコンタクトレンズに比べて使用できる期間が長いことが特徴です。
ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの違い
【ソフトコンタクトレンズとハードコンタクトレンズの比較表】
ソフトコンタクトレンズ | ハードコンタクトレンズ | |
|---|---|---|
素材の特徴 | 水分を含みやわらかい | 水分を含まず硬い |
装用感 | 違和感が少ない | 慣れるまで時間がかかる |
矯正力 | 一般的な近視・遠視・乱視向き | 一般的な近視・遠視・乱視、強い乱視にも対応 |
ケアの有無 | 1dayは不要、他は必要 | 必要 |
向いている人 | 初心者・スポーツをする方 | 乱視が強い方・長期使用したい方 |
レンズ交換スケジュールによる分類
レンズ交換スケジュール(使用期間・装用方法)による分類
ソフトコンタクトレンズには、1日で使い捨てる1dayタイプのほか、2weekタイプ、1monthタイプ(1ヵ月定期交換)など、毎日レンズケアを行いながら、一定期間使用した後、交換するタイプの製品があります。
使い捨てソフトコンタクトレンズ
使い捨てソフトコンタクトレンズは、一度目から外したら捨てなければならない製品で、1dayタイプは使い捨てに該当します。1dayタイプは、毎朝新しいレンズを使い、夜にはそのレンズは捨ててしまいます。
1dayタイプのメリット
- 毎日清潔な新品のレンズを使える
- ケア用品(洗浄液・保存液)が不要
- 旅行やスポーツなど外出時にも手軽に使える
1dayタイプのデメリット
- 1枚あたりのコストが高めになる傾向がある
- 予備のレンズを持ち歩く必要がある
ケアの手間をかけたくない方や、衛生面を重視する方に向いています。
頻回交換・定期交換ソフトコンタクトレンズ
頻回交換ソフトコンタクトレンズ(2weekタイプなど)や定期交換ソフトコンタクトレンズ(1monthタイプなど)は、決められた期間内で毎日ケアをしながら繰り返し使用するタイプです。
2week・1monthタイプのメリット
- 1枚あたりのコストが抑えられる
- レンズの種類が豊富で選択肢が多い
2week・1monthタイプのデメリット
- 毎日のケア(洗浄・消毒・保存)が必要
- ケアを怠ると目の感染症リスクが高まる
※ケア方法の詳細は、各製品の添付文書やケア用品の説明書をご確認ください。
使い捨てと使い捨てないものの違い
使い捨てと使い捨てないものの違い
【使い捨て(1day)と使い捨てない(2week/1month/従来型)の比較表】
使い捨て(1day) | 使い捨てない(2week/1month等) | |
|---|---|---|
コスト目安 | やや高め | 抑えられる |
ケアの手間 | 不要 | 毎日の洗浄・消毒・保存が必要 |
衛生面 | 毎日新品で衛生的 | ケア次第で衛生面に差が出る |
携帯性 | ケア用品が不要で携帯しやすい | ケア用品も携帯が必要 |
向いているスタイル | 旅行・スポーツ・たまに使う方 | 毎日使う方・コストを抑えたい方 |
どちらのタイプにもメリット・デメリットがあり、ライフスタイルや使用頻度によって最適なタイプは異なります。自分に合ったコンタクトレンズのタイプは、眼科医に相談して選びましょう。
まとめ
まとめ
- コンタクトレンズは素材(ソフト/ハード)と使用期間(1day/2week/1month等)で分類されます
- 使い捨てタイプはケア不要で衛生的、使い捨てないタイプはコストが抑えられます
- 自分に合ったタイプは眼科医に相談しましょう
コンタクトレンズは高度管理医療機器です。購入の際は、必ず眼科を受診し、眼科医の指示に従って正しく使用しましょう。
<参考資料>
1) Contact Lens SPECTRUM, January 2024 Issue
https://clspectrum.com/issues/2024/januaryfebruary/
2) 独立行政法人 医薬品医療機器総合機構:知っておきたいコンタクトレンズのはなし
https://www.pmda.go.jp/safety/consultation-for-patients/on-devices/qa/0015.html
3) 一般社団法人 日本コンタクトレンズ協議会:コンタクトレンズとは
https://www.jcla.gr.jp/contactlens/index.html
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